utanokashh’s diary

YouTubeに掲載した曲の歌詞です。

残り火

叶うはずのない夢を 君は携えて
古びた道を 歩いていたね
少し戸惑う素振りで 僕の前
立ち止まり 振り返り 涙を光らせた
嵯峨野路こぼれた秋の
紅色の風は
あなたの気配を 僕に告げる
僕たちきっと きっと 
ここで巡り会うんだね

いくら話しても君は 虚ろな瞳で
ただ二人の足元を見つめていたね
少し拗ねてみる僕に
気付きもせずに 君はとっても
不思議な人だった
嵯峨野路こぼれた秋の
紅色の風は
あなたを拐って やがて止まる
僕たちまるで ローソクの
残り火のようだね

加賀の忘れもの

手に残るマッチ箱から一本
取り出して煙草に火をつける
北陸自動車道を駆ける車の窓へ
放り投げた さようなら
旅に出れば 忘れものをしたような
そんな想いにかられることは
旅に出るとき 覚悟をしていたはず
なのにと 一人苦笑い
窓の外には日本海
押し寄せ 押し寄せ 引き戻す

後ろ髪を引く想いをたちきれないまま
海を見ていると
自分は果たして 戻るのか行くのかと
不思議に感じてくる
加賀の町が自分の故郷で
京都へ旅に出るように
旅立ちの別れの苦さ噛み締めて
一人 目を閉じる
窓の外には日本海
押し寄せ 押し寄せ 引き戻す
窓の外には日本海
押し寄せ 押し寄せ 引き戻す

加賀の忘れもの ひとつ
加賀の忘れもの ひとつ
僕の心を 君に 残したまま
置いてきてしまった

加賀の忘れもの それは君だよ
加賀の忘れもの それは君だよ

まるで新婚気分

お前はキッチンで エプロン姿
俺は新聞片手に こたつの中
今夜のおかずは マカロニグラタン
香ばしい香りが おまえの肩越しに

水道をひねる音 食器のなる音
おまえのスリッパ パタパタ
夕食シンフォニー
湯気の昇る食卓 これ、夢見ていたんだ
おまえと二人きりの生活

まるで新婚気分 I LOVF YOU
マカロニグラタンとっても おいしいよ


食後の珈琲クルクル ミルクがクルクル
カップを口に寄せながら 
おまえが微笑む
こたつの中で足が 時々、当たる
足の指さえが ときめいているよ

まるで新婚気分 I LOVF YOU
今夜のおまえ とってもかわいいよ